こんにちは。Ricoです
今回のブログは、多くの日本人も心を痛めているであろう
イスラエルとパレスチナについて、少し書いてみます。
イスラエル軍の元兵士、ダニー・ネフセタイさんの記事を参考に
かなり簡単にまとめてみました。
「イスラエル軍元兵士が語る非戦論」(集英社新書)
という本も出版されているので
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね
イスラエルとパレスチナを合わせた地域は
日本の四国と同じくらいです。
そんな狭い所に同じくらいのユダヤ人とパレスチナ人が住んでいます。
パレスチナ人が住んでいた場所に
イスラエルが建国されたのが1957年。
そして1967年に第3次中東戦争が起きて
6日間で大勝利をおさめたイスラエルは、国土の3倍の領土を占領。
この時から、パレスチナ人が暮らすヨルダン西岸地区と
ガザ区の占領が始まり、同時に占領した地域からパレスチナ人を追い出し
イスラエル人を住わせる入植政策も開始されました。
イスラエル政府は、2007年からガザ地区の封鎖によって
パレスチナ人を狭いエリアに閉じ込め
食料や燃料、医薬品を止め、人間の尊厳を奪ってきました。
2008年から翌年にかけて行われたガザ攻撃では345人の子供達が犠牲に。
紛争は、2023年の10月7日に、理由もなく起きたわけではありません。
この日、ガザを支配するハマスなどの組織により
イスラエルの民間人を中心に約1200人が殺害され
240人以上が人質となりました。
1日でこれだけの民間人が犠牲になったのは
イスラエルの歴史上初めてで、イスラエル社会は激しく怒り動揺しました。
そして衝突から4ヶ月の時点で
イスラエル軍がガザ地区に投下した爆弾量はとても膨大で
8ヶ月の時点で、犠牲者は3万7000人を超え、
そのうちの7割は子供と女性が占めています。
病院は破壊され、水も食料も止められ、狭いエリアで逃げ惑い
100万人を超える人が、飢餓に追い込まれています。
今は、いろんな国がそこに絡んできていて
ちょっと不安になります。
イスラエル人とパレスチナ人が共存することが
唯一の解決策とは思うものの…
違う方向へと進んでいっているように見えてしまいます。
私は、ベリーダンスのレッスンやイベントで
みんなと踊って楽しく過ごす時間を、とても愛してます。
ダンスを楽しめる日常が、世界中すべてにあってほしいと願ってます。
自分の中にもある、小さな批判や分断・分離が
そのうち大きくなると、世界を分けていく事に
つながっていくのではないかとも感じます。
よければ、少し心を寄せたり、関心を持ってくれたらと思います。